親の私のお気に入り絵本!好きポイントをご紹介します!(昔話編)
昔話は同名タイトルで何冊も絵本が出ているものもありますが、その中でも私にとってはこれが良かった!というものです。
作家さんや絵を描いた人、出版社などそれぞれの良さがありますので、皆さんもお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね!
もちろん、1冊しか出ていない絵本もあります。
・「きんいろのきつね」
ぶん おおかわ えっせい
え あかば すえきち
この絵本で映画が作れるんじゃないかなと思う、壮大なお話です。少し怖さもあって、何度も読みたくなる作品です。
・「びんぼうがみとふくのかみ」
大川悦生・作
長谷川知子・絵
優しいおとうとおかあと一緒に、びんぼうがみを応援したくなる作品です!
・「おだんごころころ」
大川悦生・作
伊勢英子・絵
優しいおじいさんと欲張りじいさんというよくある構造ですが、読み応えあります!
欲張りじいさんのその後は?
・「ぶんぶくちゃがま」
香山美子・文
篠崎三朗・画
子どもの頃に知っていたぶんぶくちゃがまのお話と違っていて、印象的でした。
実際、内容も楽しいし、ノリもいいし、リズムもいいです!
子どもたちも楽しそうです♪
・「かみながひめ」
ぶん・ありよし さわこ
え・あきの ふく
母と子がお別れしてしまう切ないお話です。
親子のお互いを思う気持ちが感じられるお話です。
・「鉢かづき」
あまんきみこ・文
狩野富貴子・絵
とにかく絵がすごく綺麗です!
そして、古文調を取り入れたリズムのいい美しい文章。鉢かづきの絵本の中では、私が1番好きな本です。(この本だけは汚れないように置いてあります)
・「権大納言とおどるきのこ 今昔物語絵本」
ほりかわりまこ
食いしん坊で子どもっぽい権大納言と、しっかり者の陰陽師との関係が楽しいです。
シリーズ4作どれも面白いですが、この本が明るい感じで読みやすいかなと思います。
・「いっすんぼうし」
いしい ももこ ぶん
あきの ふく え
いくつかある一寸法師の中で、この本が好きです。話の流れと絵とことばのリズムが自分好みなんだと思います。
・「きつねのホイティ」
シビル・ウェッタシンハ さく
まつおか きょうこ やく
読み聞かせしてて、すごく面白いし楽しい絵本です。
スリランカのお話です。
・「くつやのドラテフカ」
ヤニーナ・ポラジンスカ 文
足達和子 訳
ワンダ・オルリンスカ 絵
善行って大事。
情けは人のためならずです。
ポーランドの昔話です。
・「イソポカムイ」
・「エタシペカムイ」
作 藤村久和
絵 手島圭三郎
絵本塾出版
・「けちんぼおおかみ」
文 神沢利子
絵 赤羽末吉
3冊ともアイヌの昔話です。一回読んだだけで、どれもすごく心に残る作品でした。
カムイの本は他にもあるんですが、私はこの2冊がいろんな意味で印象深かったです。
他にもありますが、今のわたしのベストセレクションといったところです(笑)
自分自身も昔話好きですが、子どもも何か惹かれるようで、1番初めに紹介した「きんいろのきつね」は何度も「読んでー」と持ってきた本です。少し小さい子には怖いかな?と思うんですが、小さい頃から何度も読み返してます。
ほかに紹介した本も、子どものリピート率が高いです。
皆さまもお気に入りが見つかりますように。
ここまで、お読みいただきありがとうございます♪