潰瘍性大腸炎の母は子どもと切磋琢磨したい!

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芥川龍之介『トロッコ』

今週のお題「名作」

 

みなさん同じだと思いますが、名作ありすぎますよねー。

音楽、小説、漫画、映画、建築物、等々。

 

考えに考えましたが、私はタイトルに挙げた

小説、芥川龍之介の『トロッコ』にします。

 

私自身、この作品をとても深く深く読む機会を持てたことがあります。

その機会を持てた事は本当に良かったなと思っています。

 

では、名作だと思う理由いくつか。

 

まずは《文章の美しさ》です。

文章は短文で構成されています。形容も、もちろんありますが、短文の中に無駄なく表現されているように思います。

次に、場面の展開に合わせた背景描写が素晴らしいです。

主人公の良平の気持ちそのままに変化します。今風?に言うなら、気持ちが乗ってるとき、沈んでいるときで、気持ちと背景がリンクしている、という感じでしょうか。

そして最後の段落には、大人なら共感できる人が多そうな、ぼんやりとした不安感。

 

もうひとつ選んだ理由は、小学生位からでも読めるかな?と思うからです。

最後の段落はともかく、そこまでは小学生位でも話の内容がわかりやすいし、良平も8歳なので共感しやすいと思うからです。

 

中学生の教科書にも載ってる(全ての教科書に載ってるわけではありません)ので、本当は中学生位からがオススメなのかもしれません。

 

教科書つながりの話からですが、国語の教科書には、たくさんたくさん名作載ってるので、そういうのから他の作品にも触れてみるのもいいですね。

 

というわけで、私の名作は『トロッコ』ですか。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます♪