潰瘍性大腸炎の母は子どもと切磋琢磨したい!

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潰瘍性大腸炎との付き合い②

潰瘍性大腸炎との付き合い② 1回目の再燃〜寛解

 

久しぶりに再燃するまでの間に、私自身は結婚し、夫の会社の転勤で別の地へ引っ越ししています。

その間に2回引っ越しがあり、友人や知人がいないところで過ごす事になりました。

 

私自身は仕事を辞めて、割と自由にさせてもらい、いろいろ楽しんでいたのでよくわからないのですが、知らない土地で過ごすことがストレスだったのか再燃しました。

 

再燃の経緯も、大便検査したら要検査になり、久しぶりに大腸内視鏡したら、潰瘍があるということでした。

潰瘍があると自覚すると、それまで気にしてなかったのに、急坂を下るようにひどい症状が出始め、しかも悪くなりました。

その症状も、明らかに血便が出て、下痢も頻回でした。

 

この時は流石にまた病院を受診しました。西本先生の本にも、症状がひどい時は西洋薬も頼ると書いてあったからです。

この頃にはアサコールが出ており、アサコールを処方されました。

その当時、よく効く新薬だと言われていたのですが、なんと私は全く良くならないばかりか、どんどんひどくなりました。私には合わなかったようです。

 

ひどい状態で次に受診すると、大きい病院だったからか先生が代わり、ペンタサ坐剤を処方されました。

やはり、直接腸に届くので効くようで、頻回な下痢などは治まりました。

ただ、便にわずかに血がつくことはずっと治らず、自分はモヤモヤしていました。

その時のお医者様は、私と相談してこのくらいなら寛解だねということで、薬をあまり使いたくない私にずっと使わなくてもいいとおっしゃってくださり、でも定期的に受診はしてほしいと言われました。寄り添ってくれる先生でした。

 

その後、私の状態はずっと微妙な感じでしたが、便が頻回なわけでなく、固形便に少し血がつくだけで、日常生活に支障がなければそれでよしとしていました。

この病気は一筋縄ではいかないことがわかっていたからです。

 

この後また再燃しますが、そのことは③の記事に書きます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

潰瘍性大腸炎との付き合い①

潰瘍性大腸炎との付き合い①

発症時〜始めの寛解まで

 

私が潰瘍性大腸炎の診断を受けたのは20代後半です。仕事はものすごく忙しく、睡眠時間もとても短い日が続き、ストレスもすごい時期でした。

それから、寛解と再燃を数回繰り返していますが、40代現在は薬を飲んでいません。

潰瘍性大腸炎は自分にとっては未だに不思議な病気です。その時々で症状の出方が違うこともあります。ただ病気のおかげで体と向き合うようにはなれたかなと思います。

では、この先排泄に関する表現等もありますので、苦手な方はご遠慮ください。

さて、まだ病名がわからない始めの頃は、よくトイレに行きたくなるなーと思っていました。

そしていざトイレに行くと、少しだけ便のようなものが出ました。

しょっちゅうトイレに行かないといけないし、仕事にも支障が出るかもと思いながら過ごしていました。

それでも1カ月位その状態が続いてから、心配や不安が膨らんで、やっと病院を受診しました。

私はここで消化器の問題だと思ったので、「胃腸科、内科」という病院にしました。つまり、

「胃腸科」が先に来ているところを受診したわけです。

結果的にこれが本当に良かったです。

 

初診時、大腸内視鏡の検査の予約をしましたが、その時の症状から多分「潰瘍性大腸炎」だろうとお医者様が予測してくださって、検査の前にすぐに薬を出してくれました。

これが非常によく効いて、すぐ症状が緩和されました。薬もだんだん進化してますが、この時処方されたのは、お尻から直接入れるステロネマと経口薬のペンタサです。

途中からステロネマはなくなりペンタサだけになりました。やはり、ステロイドの薬はずっとは使わないですねー。この時はステロイドって本当にすごく良く効くことを実感しました。

ただ、後に副反応なのか?、私は胸の辺りから首にかけて、ものすごい量の吹き出物が出ました。人によっては、もっとひどい副反応が出ることもあるそうです。

大腸内視鏡検査の結果、直腸型でしたので、潰瘍性大腸炎の炎症としては軽い方でした。

先生が腸を映しているカメラで、炎症を起こしている腸と炎症してない部分の腸を見せてくれました。

あまりにも違うその様子は、10年以上経った今でも鮮明に覚えています。

 

その後、何カ月か薬を飲みながら、薬はやめられないんだろか?と思い、潰瘍性大腸炎について自分でも調べ始めました。

一般的に潰瘍性大腸炎に罹患すると、寛解の時も薬を飲まなければなりません。

調べているうちに「潰瘍性大腸炎 医師も患者もこうして治した」(マキノ出版)という西本真司先生の著書に出会います。

 

この本を参考に、自分にできることを取り入れ、症状も治ってましたので、だいぶだいぶだいぶ悩んだ末に薬を飲むことをやめました。

この決定は自己責任です。

 

結果、私の場合、この後5〜6年間は寛解状態が続きます。

 

仕事は相変わらず忙しかったですが、薬なしで寛解維持してました。

 

その後の再燃や寛解の経過 は、順に別記事にさせていただきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます♪