自分にとって今年初の蛍を見てきました!
私自身は田舎育ちなので、幼い頃から蛍はとても身近な存在でした。
初夏の夜、外に出れば蛍が飛んでいても特段凄いことではなかったです。
田んぼの多い場所まで歩けば、数えきれないほどの蛍を見ることもできました。
源氏物語の「蛍に照らされる玉鬘」にも、全く負けない、むしろずっと多い数の蛍の光です。
しかし、時代は流れて耕地整理が進み、蛍も一気に減りました。
しかし、地域柄、蛍の住める水辺はありますので、里山の自然環境を整えて、地域の方がたくさんの蛍を呼び戻してくれました。
そんな里山の蛍を、子どもたちにも見せてあげたくて、今までにいろんな場所へ行って何回かトライしています。
枕草子の「なつはよる」でも蛍の記述がありますし、先程の「源氏物語の玉鬘」もしかりで、日本古来から身近な生き物だと思います。
わが家は2年前にもすこーしの蛍を、今回とは別の場所で鑑賞できたのですが、今回は結構な数の蛍を見ることができました。
広い場所で人も少なく、のんびりゆったり鑑賞できました。
子どもたちも蛍が見られて、綺麗だったし、楽しかったそうです。
時には顔の間近を飛ぶこともあり、大騒ぎはできないけど、はしゃいでいました。
ちなみに夫は都会出身なので、子どもの頃に実家の近くで蛍は見たことないそうです。
飼われてるのではなく、自然にたくさんいる蛍を見たのは、大人になってからだそうです。
だからなのか、毎年夫が、今年ホタルいつ見に行く?という提案をしてくれます。
ホタルは里山の生き物ですから、完全にほったらかしの自然では生きるのが難しいです。
この先も人間と共生していける環境が保たれると良いなと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます♪