前回『論語くん』のご紹介をしたので、漢文つながりで「故事成語」についてです。
「故事成語」は元の物語は漢文ですし、漢字からだけでは意味を読み取るのが難しいことばです。
日本語の熟語だと、漢字を見ればなんとなく意味のわかるものが多いですが、「故事成語」はそうはいかないです。
しかし、その漢字が使われている背景を知ると、きっと覚えやすいと思いますし、何より面白いと思います。
そのような思いから、こーが小学生になってから「故事成語」の読み聞かせをやってみました。
しかも使用した本は「中学生用の国語便覧」です。(なんと、自分の中学の時のが残っていました!)
それがなくても、図書館で似たような本が借りられますし、なんならネットで検索しても「故事成語」の説明はあります。
まず理解しやすそうな「矛盾」の説明をしてみました。
やはり物語があるので、頭に入りやすいようです。面白いし。
その他、「守株」「四面楚歌」「漁夫の利」「五十歩百歩」など、わかりやすそうなものから、一緒に読みました。
読み方は
①漢文の書き下し文を読む
②口語訳を読む
③故事成語の漢字と意味を確認する
という感じで読みました。
「なるほど、だからこの漢字が使われているのか〜、面白いねー」
と、こーも納得していました。
言葉によって、やってみて難しそうだったら、また時間を置いて取り組めばいいと思っています。
中学になってテストに出るからと覚えさせられて覚えるよりは、小さいうちに楽しく学べたらなと思います。
これからも楽しく語彙を増やしていって欲しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます♪